【キルギス旅行記】~フライト編~
8月5日 旅立ちの日
ついに今日はキルギスに出発する日。
ワクワクして早起きするかと思いきや、いつも通りの時間に起床。
家の準備としては、電気を全て消していくので、冷蔵庫の中のものを全て空にした。
ここ数日で買い物する量を減らし、冷凍のものも片づけていっていた。
調味料はどうしようもないので、連れの家に預けさせてもらうことにした。
そんなこんなで、朝は残った冷蔵庫の中で調理したのだけれど、意外にも残っているものが多くて豪華な食事になった。
昨日の夜炊いていたご飯は、おにぎりにして持っていくことにした。
家中の電化製品のコンセントを抜いた。
冷蔵庫、洗濯機、トイレ、クーラー、Wi-Fi、その他コンセントに繋がっているもの全て。
出発前に、持ち物リストを最終チェックし、この日のために買ったallbertsのシューズを履き、いざ、出発。
成田空港にて
成田空港を22時30分発なので、15時22分最寄り駅発、成田空港第二ターミナル17時30分到着の電車に乗った。
電車の中では時間が長いこともあり、うとうとと寝てしまった。
実は成田空港に訪れるのは初めてな私。
成田空港の入り口に立った時は、その広さにワーオ!と驚いた。
コロナ渦なので、渡航客も少なく、全体的にがらんとしていた。お土産屋さんや食べ物屋さんは臨時休業中でどこもシャッターが閉まっていた。
ちょうどオリンピックの時期もあり、選手かと思われる各国のTシャツを着た選手やスタッフと思われる人たちが多くいた。格好良かった。カザフスタンの選手やハンガリーの選手。
何があるか分からないので、ドルも持っておくことにした。初めて、日本円をドルに両替した。
1万円分、20ドルと10ドルと1ドル。
ドキドキしたけど、紙一枚書くだけだったので、そんなにびくびくすることでもなかった。(書いている様子を隣で見ていただけだけど)
これも初めてのいい経験。
海外への渡航も飛行機では初めてなので、そこも緊張していた。
何は持ち込んではいけなくて、いつどうやってチェックされるのか、など、ビクビクきょろきょろしていた。
出国の約3時間前、19時頃、大きい荷物を預けに向かった。海外の選手と同じ列に並び、その他にもサッカーの試合に向かう子供たちがいたり、旅行客がいたり。
パスポートの確認と、英語で記載された陰性証明を見せて、カバンの重さをはかって、はい終わり。
想像より、ささーと終わってしまった。
その後、手荷物検査。機内に持ち込むものや、変なものを身につけていないかのチェック。カバンの中からパソコンを取り出し、ポケットの中のものを出し、カバンを預けた。
ゲートの中を大の字になって通り、チェック完了。
その後、パスポートに出国スタンプを押してもらい、待合スペースに移動。
人も少ないのでここまでそんなに時間がかかることなく来ることができた。
21時45分にゲートが開くのでそれまで待機。
これからの旅を想像しワクワクとしている。
エミレーツ航空、すごい!
飛行機に乗るまで少し緊張していたけど、乗ってみると島根への帰省と変わらない感じ。
周りは外国の人ばかりだけど、逆になんか強そうで安心する。
飛び立つ。
モニターでは現在の状況が2カメで確認できる。航路も。
1番の楽しみは機内食と言っても過言ではない。
映画のリストを眺めながら、ぐーぐーとお腹を空かせて機内食を待つ。
豊富な映画ラインナップ。
日本語でのもあるし、日本語字幕のものもある。
その他、クラシックや様々な国の音楽を聴くこともできる。長いフライトも楽しめそう。
待ちに待った機内食
ビーフとチキンで選べて、私はビーフにした。
これがまたうまいんじゃあ。
すんごく美味しかった。
味付けは少し濃いいけど、バシッと決まっている。
ポテトとハンバーグとナスとパプリカの煮物?、サラダとなんかトマトライスみたいなやつ、ブレッドと水、ハラールのマークがついたマーガリンだった。ドレッシングは小学生の時にジャム&マーガリンで出てきたような、パキッと真ん中で折るやつ。
どれもこれも美味しかった。
もう一回あるかな〜と、期待。
映画を見ながら、ハッと下を見ると、海の上なのか点々と光るものが等間隔で見えた。
ラプンツェルのランタンのような、灯籠流しのように見えた。
船なのかなんだろう。
中国の上を通った時も綺麗だった。
中国の上は全体的にオレンジ色の光。都市部と真っ暗な地域がパキッと分かれていて、光のない部分は停電したように見えた。
葉脈のような太いオレンジの光が都市と都市を繋いでいた。
1時になるが、寝るのがもったいない。
おやすみなさい。