【秋バラを味わおう🌹】旧古河庭園でゆるり散歩
庭園で過ごすゆっくりとした時間。
夏も通り過ぎ、秋を感じる気候になってきました。
すこし肌寒い風に腕を擦りつつ、お友達と旧古河庭園のバラを見に行きました!
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html
旧古川庭園のバラの様子は?
月曜日の14時頃。
園内は平日の昼間にも関わらず、ご年配の方から大学生くらいの方まで、多くの人が見ごろのバラを楽しんでいました。
バラと一言で言っても本当に多くの種類があるんですね。
まさに薔薇!というような深紅のバラもあれば、太陽のように元気が出る黄色いバラ、ウエディングドレスのような真っ白なバラ、橙色からピンクへのグラデーションなど様々な種類が咲いていました。
開花状況はちょうど開花が始まった頃という感じでした。
まだ蕾のものから花弁を開こうとしているもの、満開のバラ…同じ種類でも違う表情を味わえるタイミングでした。
五月雨式に咲くように剪定されているので、これからしばらくの間楽しむことができるのが嬉しいですね。
バラの楽しみ方をおすそ分け🌹
みなさんはどんな風にお花を楽しんでいますか?
目で見る。触ってみる。においを嗅いでみる…
におい、と一言で言っても、意識して嗅いでみるとその奥深さに驚かされます。
花弁が開ききってしまっているバラは少し薄いにおい、咲きかけのバラは濃縮された艶やかなにおい、蕾に近いのはどちらかというと葉や茎のにおい…
さらに、種類によっても少しずつ違っていて、ついつい1輪ずつ鼻を近づけてしまいました。
美しい花には棘がある。
その言葉の通り、大きいものから小さいもの、密度も硬さ様々な棘が茎や葉に並んでいます。
手で触れてみると、まさに針で刺したかのように鋭く尖っているのが分かります。それでもついつい手を出してしまいます。
この日も多くの人がカメラで写真を撮ったり、においを嗅いでいました。中には一眼レフを手にしている方もおられました。
美しいものをよりきれいに撮りたい気持ちもよく分かるほど、スマホの中のバラより肉眼のバラの方が輝いて見えました。
旧古河庭園を歩く🌲
入口の砂利道を進んでまず目に入るのが、レンガ造りの古い洋館です。
シルバニアファミリーのような見た目で、そこから眺めるバラ園はおとぎ話に出てきそうな景色でした。
バラ園を下っていくと、雰囲気はガラッと変わり、落ち着いた日本庭園へたどり着きます。
岩に生える苔や深い木々の緑、小さな滝から流れる水音、池を泳ぐ鯉、日向ぼっこする亀など、都会の真ん中でここだけ時間の流れが違うように感じられました。
ベンチに座って談笑する夫婦や一人座りながら写生をする青年など、それぞれ思い思いの時間を過ごしていてこちらまで穏やかな気持ちになりました。
飛び石を渡りながら、その時間を過ごすことの幸せを噛みしめました。
おわりに
忙しくて心が荒れてしまうとき。
起こったことは全部自分のせいだと思ったり、逆に周りのせいだと思うこともあると思います。
そんなとき、少しだけぼーっとする時間を作ってみたり、何もしないことをしてみたり、散歩をしてみたり…
自分の時間の中に空白を作ることで、その質感は大きく変化します。
一人でも、友人とでも、恋人とでも、家族とでも。その空間と時間を味わってみるのもいいのではないでしょうか。
あなたも一緒に散歩をしてみませんか?